なっとく、なっとく
2013年5月12日

高血圧や動脈硬化の改善 さんまのエイコサペンタエン酸

落語の目黒のさんまでおなじみのさんま。
昔から日本の食生活シーンには欠かせない魚ですよね。

このさんまは、江戸時代の昔から、その栄養価の高さが認識されていた魚なんです。
そんなことも有り、日本では良く食べられていたわけです。

主に太平洋側で獲れるさんまは、8月ごろに釧路沖で漁獲が開始され、漁場が南下します。
そして、南下とともに脂がのってきて、10月には、最良の味になります。
秋刀魚の文字通り、秋を代表する庶民の味ですよね。

ところで、皆さんは、このさんまには、エイコサペンタエン酸と言う成分がたくさん含まれていることをご存知でしょうか。

実は、このエイコサペンタエン酸(EPA)は、血液中のコレステロール値を下げて、血栓を溶解する作用をもつ物質なのです。
近年、高血圧や動脈硬化の改善に役に立つということで、注目を集めています。
EPAは、血管中に、すでに作られている血栓を溶かし流すことが確認されているのです。
EPAの効能は、すでに科学的に証明されているんですね。
EPAは、さんまのほかにも、さば、いわし、ニシン、サケ、などの魚の魚油に多く含まれています。
そして、意外にも、母乳にも含まれているんですね。


さらに、魚に含まれるタウリンというアミノ酸の一種には、コレステロールの沈着を防ぐ作用があるとも言われています。
コレステロール値が下がれば、血管に血栓が出来るのを防ぐ事が出来るわけです。

このように、句の新鮮なさんまをふんだんに食べることは、高血圧や動脈硬化を改善するのですね。
そして、脳出血や脳血栓、心筋梗塞の予防につながるのです。


EPAを応用した医療用医薬品や健康食品はすでにずいぶん開発されています。
医療用医薬品ではエバデールなどが、閉塞性動脈硬化症、高脂血症治療薬として使われています。

健康食品にもサプリメントとしてたくさん販売されています。
コレステロール値や、中性脂肪値が気になる人は、試してみるのもいいと思いますよ。
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