なっとく、なっとく
2011年9月10日

戸隠神社と戸隠そば

戸隠神社
空を覆うように杉の巨木が並ぶ。
長野市戸隠に戸隠神社の中社、長野市戸隠奥社があります。
境内参拝は自由ですが、奥社は冬期閉山ですから注意が必要です。
駐車場は中社そばに約100台、奥社参道入口に約100台。


戸隠神社は奥社・中社・宝光社九頭龍社・火之御子社の五社の総称なんです。
奥社は戸隠の山の斜面に包み込まれるように建っている。

樹齢四百年以上め杉並木戸隠古道を行く創建二千年余りの歴史を刻む戸隠神社。
戸隠の名は投げ飛ばされた天岩戸がこの地に落ちたという神話に由来し、平安時代末には修験道の雪場として知られていました。
杉並木の古道には神域の空気が漂い、身をおくだけで浄化されそうな雰囲気です。

参道入口の大鳥居から奥社までは片道約40分、奥社近くは登りも続きます。
歩きやすい服装で時間に余裕をもって参拝しましょう。
参道を進むと空気がどんどん変わっていくのを感じますね。

参道一帯の森も山も神域で、かつ上信越高原国立公園内にあります。
動植物を持ち帰ったりゴミを捨てることは厳禁ですから気をつけましょうね。

鳥の声と森林の空気に包まれ、無心に歩くのがおすすめです。


聖地参拝のあとはやっぱり戸隠そばです。
戸隠そばは独特の「ぼっち盛り」で盛られますよ。

戸隠そばのおいしさを味わいませんか。
実は、戸隠は全国有数のそば産地として昔から知られてきました。

昼夜の寒暖差がはげしく、朝夕さっと霧がかかる上地がそばの栽培に適するそうです。
古来戸隠神社の祭礼でふるまわれたり、修験者の携行食としてそげたけが許されたといいます。
戸隠の歴史はそのままそばの歴史でもあるんです。

11月1日には新そばの収穫を神々に感謝する「戸隠蕎麦献納祭」が戸隠五社の一つ宝光社で聞かれます。

戸隠では、戸隠産のそば粉を自家製粉、薬味の大根なども自家製、水はきりりと冷たい地下水を使用。
戸隠の季節感を目でも楽しみながら打ち立てのそばを味わえます。

揚げたてそば団子やそばがきも美味しいお勧めの戸隠レシピです。
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