2011年6月18日
若い女性に高まる専業主婦志向
若い女性の「専業主婦志向」が高まっている。ここに、内閣府の調査データがある。
内閣府では1979年から数年おきに「央は外で働き、妻は家を守る」という考え方への賛否を調べているのだ。
つまり、女性の専業主婦をどう考えるか・・と言うことをアンケート調査している。
この調査によると、
これまで、女性は反対派が多く、女性も外で働くべきだ、と考えている女性が増え続けていた。
ところが、昨年(2012年)から、減り続けていた賛成派の現象に歯止めがかかった形になり、前回の37・3%から48・4%へ賛成派が増加したのだ。
特に、20代での賛成が前年比15・9回上昇と目立つ。
今年の厚生労働省の調査でも、789人の独身女性の内、3人に1人が専業主婦を希望している。
今や3人に1人は非正規という時代で、厳しい就職活動をくぐり抜けて正社員になっても、長時間労働や厳しいノルマといった激務が待っているし、子育てしながら働くイメージも描けないのだろう。
一方で、未婚男性の4割が年収200万円以下というのも現実だ。
1人で家族を養えるような十分な収入のある男性との結婚も難しい。
なかなか、現実的で、希望に合致したような人生設計が描けない世の中だ。
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