2011年2月10日
年金の受給について・・自分で準備をするしかないですね。
年金の受給は、まずご自分で準備をしましょうというお話です。年金の支給は自動的に始まるものではなく、自分で請求する必要があります。
そのために欠かせないのが、受給開始年齢の3か月前頃に日本年金機構からご自宅へ送られてくる「年金請求書(国民年金・厚生年金保険老齢給付)※」です。
この年金請求書に必要事項を記入し、必要書類とともに「年金事務所」へ提出することで請求手続きが完了します。
この手続きは、誕生日の前日から行うことができます。年金請求書には、住所・名前・年金加入歴などがあらかじめ印字されていますので、間違いのないよう確認しながら記入していきましょう。
第2号被保険者であった方で65歳前より特別支給の老齢厚生年金が受け取れる方には、その受給開始に合わせて書類が送られます。
年金事務所とは日本年金機構が運営する窓口機関で、全国に300か所以上設置されています。
ただし、第1号被保険者の期間のみの方の場合、年金請求書の提出先は、市区町村役場になりますので注意が必要ですね。
繰上げ請求・繰下げの申出は、年金事務所など、公的年金の窓口で条件を確認のうえ、手続きを行います。
年金請求書とは公的年金を受け取る権利が発生する方が、その受給手続きをご自身で行うための書類のことです。
思いのほか多岐にわたる必要書類。準備万端かどうか、リストでチェックしてみましょう。
また、必要書類は受け取られる方の状況によって異なりますので、詳しくは年金事務所などにご確認ください。
(受け取り手順)
年金請求書が届く
↓
必要事項を記入
↓
必要書類を準備
↓
年金請求書を必要書類とともに年金事務所へ提出
【必要な書類】
年金請求書 (国民年金・厚生年金保険老齢給付) | 雇用保険受給資格者証 雇用保険の基本手当を受けている方 |
年金手帳または基礎年金番号通知書 ※複数お持ちの方はすべて | 高年齢雇用継続給付支給決定通知書 高年齢雇用継続給付等を受給している方 |
戸籍抄本・戸籍記載事項証明書 (戸籍謄本でも可) ※受給権発生後のもの | 住民票 受給権発生後のもの 世帯全員分 |
金融機関の預貯金通帳 ※ゆうちよ銀行など | 配偶者の年金証書 配偶者が年金を受給している場合 |
雇用保険被保険者証 | 配偶者の非課税証明書、課税証明書または源泉徴収票 配偶者がいる場合 |
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